電子機器開発の一般的な手順

電子機器開発の手順は、開発機種などにより異なりますが、一般的には企画・構想→開発・設計→試作・評価→量試・量産となります。

電子機器開発の開発手順の工程内容、成果物についてまとめます。企画・構想フェーズは、製品仕様を決定します。アプローチする分野、開発のコンセプトを企画構想書にまとめます。製品企画書を作成するために製品の販売根拠やセールスポイントを決定します。

製品の機能・性能を数値化して製品仕様書を作成します。開発・設計フェーズは、製品仕様に従って設計を行います。製品仕様を基に設計課題の抽出、解決策の検討により設計仕様書を作成します。

設計仕様に基づき製品を構造的に分解し、設計構造図に記載します。製品構造から製品全体のシステム設計図や機工図を作成します。システム設計に沿って、機構・実装設計、回路・基板設計、ソフトウエアなどを設計します。

成果として製品図面、部品リスト、組立図、部品表、回路図、ソースコードなどが作成されます。試作・評価フェーズは、試作モデルを製作し品質評価を行います。試作モデルに対し製品仕様に基づいた評価を行い、設計図面を修正します。

評価により製品化モデルを製作し、品質項目を検査します。品質評価により設計を確定させ、評価結果を一覧表にします。量試・量産フェーズは、金型の製作、量産試験を経て製品の量産化を判断します。部品の取り数、金型サイズなどを決め金型を設計します。

金型を製作し、一定量の部品を試作します。試作製品組み立てを通じ工程図、作業手順書を、品質項目による金型の評価を通じ、検査項目書を作成します。量産品による組み立てと試験項目の確認を行い、品質基準を確定させます。

電子機器開発の手順は上記ウォーターフォールモデルの他、プロトタイプモデル、シミュレーションモデルなど期間短縮やコンカレント性を重視した手順があります。

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