電子機器開発における組み込みOS

組み込みシステムを実装している電子機器開発製品では、専用の組み込みOSが利用されています。

OSはパソコンで使われているOSと同義ですが、組み込みOSは一般的なOSとは違い、多くはLinuxなど汎用とは異なるOSが搭載され、Linux以外ではWindowsCEのほか、スマートフォンでお馴染みのAndroidが使われるケースもあります。

WindowsCEは組み込みシステムに特化したWindowsOSで、ほぼWindowsと同じような操作性を持つことから使いやすさに定評があり、POSレジやPOSのハンディーターミナルのほか、一部のゲーム機に採用されるなど多くの機種が搭載しています。

しかし、WindowsCEの実装には、SDカード機能等と同様にロイヤリティが発生することから、予算の少ないプロジェクトや販売時の利益をさほど見込めない電子機器開発製品では、あまりリソースを必要としないものであれば無償利用できるLinuxを使うことが多くなっています。

これらの組み込み用OSは機能が制限されているため、大規模なシステムや多機能な装置の電子機器開発には不向きです。このため、組み込み用のOSではなく、Windows等の汎用OSを実装した組み込みシステムも少なくありません。

例えばレジャー施設に設置されている一部のアミューズメント機器では、Windowsを搭載しているだけでなく、高機能なビデオモジュールや大容量の記憶装置など、一般的なパソコンを上回る性能を持った組み込みシステムを搭載するなど、時代とともに高度なものが要求されるようになってきました。

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