電子機器開発も外部委託できる時代です

大手の電子・電気機器メーカーが大量生産を前提に、電子機器開発を行う場合には、電子回路設計技術者や機構設計技術者や組み込みソフトの開発者等、多くの技術者がチームを組んで開発に当たるのが一般的です。

一方で、小ロットの産業用電子機器開発やアイディアをベースにして民生用であってもニッチなニーズをターゲットにして中小企業が開発に取り組みたい場合には、多くの技術者を抱えている訳でもなく、また多くの計測器を揃える事も難しく、開発のハードルは高いと言わざるを得ません。しかし、電子機器の商品コンセプト、デザインを自社で行え、また電子機器全体をまとめ上げるトータル技術に長けた技術者がいれば、電子機器開発は全く不可能ではないのです。

電子機器全体の回路構成を、自社の技術者がコンセプトを基にブロック図に落とし込めれば、各回路の詳細設計を外部委託するという手があるのです。アナログ回路が中心の場合には、カット&トライやノウハウや経験を要したものが、デジタル回路が中心となった事で、回路設計に汎用性が増えたことで、設計を受託する企業が増えたのです。

今日では、デザイン、ブロック図までの基本設計を自社で行い、詳細設計を国内や中進国で行ってもらい、また生産も委託すれば、電子機器を開発・生産できる時代なのです。日本の電機業界等の製造業が地盤沈下する中、こうした外部委託を中心にして、ニッチなビジネスからスタートするベンチャー企業が、新たな製造業の芽を生み出してくれる事を期待したいものです。

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