電子機器開発とはどのようなことをするのか

一般的に電子機器開発というと、仕様の作成、回路設計、ソフトウエア設計、基板設計、実装などを行います。

顧客から製品の企画意図などをヒアリングして仕様書の作成を行い、試作品を制作することまでが一連の流れとなります。その後、量産できる段階になったら顧客が生産するメーカーを選定することになります。電子機器開発にはデジタルとアナログの回路設計がありますが、供給電源電圧や回路内の電圧指定など、共に顧客から出される条件に合わせた設計が必要となります。

具体的な設計としては低消費電流回路、モーター制御回路、LEDドライブ回路、センシング回路、インバータ回路などです。それらを設計後、回路シミュレーションを行い問題点を抽出、対応、試験・評価となります。

画像処理関係の回路だと、LCDコントローラや場合によってはLSIなどの試験も加わってきます。同時並行的に、ハードウエアである電子部品を実装する基板の設計も行います。搭載する電子部品を問題なく効率よく配置し、最適な回路パターンを設計していきます。

ハードウエアの設計に問題なければ、それを駆動制御するソフトウエアの設計になります。まずはハードウエア設計者と、場合によっては顧客を交えて作りたい電子機器のイメージをまとめ、仕様化しデザインを進めていきます。試作品レベルの制作か、量産レベルの制作かによって内容は変わってきますから、この段階のイメージングは重要といえます。

試作品であれば使用電子部品が何であるか、使用部品を取り替えたりすると動作に影響するものは何かなどが分かるような設計が求められるからです。すぐに商品・量産化するのであれば、商品として耐えうるレベルの概観やサイズ、デザインで、かつ、性能も所定のものを満足させなければなりません。ですからコスト面などを考慮した設計を求められます。

電子機器開発者は、顧客の要求度合いを充分に汲み取ることが必要となります。

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